JR東日本グループであるジェイアール東日本フードビジネス株式会社(本社:東京都北区田端,代表取締役社長:明智俊明)は、JR東日本のエキナカを中心に展開する駅そばあずみ6店舗にて、12月1日(金)から、千葉県産の猪肉を使ったジビエメニュー「房総ジビエ 猪そば」を期間限定発売いたします。
すき焼き風に味付けした千葉県産猪肉に千葉県産あじさい葱と玉子を添えた贅沢感のあるおそばです。
【当社の取り組みの背景】
猪の肉は、ヨーロッパなどではジビエ(=野生鳥獣の肉)の一つと呼ばれ、もともとは貴重な高級食材として人気のあった食材ですが、現在、日本では野生鳥獣が増えすぎてしまい、農作物を食べたり田畑を荒らしたり、スギ、ヒノキやブナなどの樹皮や高山植物を食害するなど、農林業や自然環境にとって大きな問題になっています。農作物の被害額は年間に200億円を超え、就農意欲の低下や耕作放棄地の増加をもたらし、結果として住処の拡大に繋がっています(日本ジビエ振興協会HPより一部抜粋)。
当社では、2011年より、JR東日本グループで取り組む、地域再発見プロジェクトへの取り組みの一環として、鳥獣被害対策で調達されたジビエを活用したメニューを販売しており、そば処あずみでの猪肉を活用する商品の販売は本年で4年目です。これまでの同様のメニュー販売累計は27,574食です。